今回は「梱包 × AI」をテーマに、バイブコーディングを活用した簡易的な梱包支援ソフトを試作しました。

梱包業務を支援するソフトはすでに数多く存在しており、高度な機能を備えた製品も少なくありません。一方で、実際の現場で活用するためには、操作方法や各種機能を習得するための時間が必要となる場合があります。

製造現場で日常的に使用するツールには、機能の豊富さだけでなく、初めて使う人でも迷わず操作できる分かりやすさが重要です。そこで今回は、複雑な設定や専門的な知識をできる限り必要とせず、現場で発生するちょっとした手間や判断を、AIによってどこまで軽減できるかを検証しました。

開発には、自然な言葉でAIに要望を伝えながらプログラムを組み立てていく「バイブコーディング」を活用しています。これにより、専門的な開発工程に多くの時間をかけることなく、現場で感じた課題やアイデアを短期間でソフトとして形にすることができました。

今回作成したものは、あくまで可能性を検証するための試作段階です。今後も実際の業務に即した改善を重ねながら、誰でも無理なく使うことができ、梱包作業の効率化や品質の安定につながる支援ツールを目指していきます。

人手不足の時代、AIを導入すること自体を目的とするのではなく、現場で働く人の負担を少しでも減らし、誰でも作業を代行出来る仕組みをつくること。そのための一つの手段として、今後も製造業におけるAI活用の可能性を探ってまいります。